気持ちのいいあいさつはコミュニケーションの基本。

きちんとしたあいさつは、場の雰囲気をほぐしお互いの気持ちをリラックスさせます。
それは、ビジネスシーンでも同じ。自分から進んで行うようにしましょう。
あいさつの際のおじぎは、時間帯や状況、相手によって変わります。
場にふさわしいあいさつとおじぎを身につけ、好感度の高い社会人になりましょう。
【目礼】
相手が急いでいるとき、周囲に大勢の人がいるときなど、声かけがはばかられるような状況では「目礼」が役に立つ。言葉はかけずにアイコンタクトで相手の存在を認識していることを知らせる。
【会釈(15度)】
目上の人や顔見知りの人とすれ違ったときなどに行うのが、おじぎの基本となる「会釈」。
背筋を伸ばして手を自然に前で組み、体を15度くらい前傾させるつもりで倒し、言葉を述べる。
【敬礼(30度)】
ビジネスシーンで使うことの多い「敬礼」。
お客様の送迎、上司からの指示を受けたとき、出退社時などには、相手に敬意を表するおじぎを。
会釈よりも丁寧なあいさつで、体を30度傾ける。
【最敬礼(45度)】
大きな感謝を表すときなどには「最敬礼」を。体の角度は40~60度くらいを目安に。
【謝罪(90度)】
お客様や取引先など、主に社外の方に対して失礼があったときのお詫びのあいさつ。
”平身低頭”という言葉のとおり謝罪するときは深々と頭を下げ、先方に誠意を伝えることが大切。