ねこ背解消でカラダの内面から美しく好印象に!

接客業において「ねこ背」のウェイター、ウェイトレス、ベルボーイ、販売員に好感は持てません。
お客様の視界にどのように映るか、どのような言葉を届けるか、接客業として腕の見せどころでねこ背のサービスでは信頼も説得力にも欠け、話しになりません。
1.ねこ背は損をする
生まれつき猫背の人もいれば、デスクワークなど、仕事の影響で猫背になってしまった人もいるでしょう。
ねこ背は見た目が悪く、人に与える印象も「消極的」「暗い」「貧相」といった残念なものになります。
体の癖はもちろんありますが、精神的負担が心に重くのしかかり、下ばかり見ているうちに背中がどんどん丸くなり、気がついたらねこ背の姿勢が習慣になっている場合もあります。
背スジを意識してまっすぐにすればいいだけ!と言う方もいるかも知れませんが、頑張って背スジを伸ばしてみても猫背はなかなか治りません。なぜなら、猫背の人は背スジを伸ばすこと自体に無理がある状態であるため、背スジを伸ばしてみたところで、すぐに疲れてしまい猫背に戻ってしまうのです。
2. 意識でねこ背を治すのは至難の技
「ねこ背を治したい!」と思ったら、まず何をしますか?
背スジをピンと伸ばして、背中の丸みを無くすかのような姿勢をとり、「良い姿勢になるように意識していれば猫背は治っていく」と思ってはいないでしょうか?
確かに「背スジを伸ばす」意識は大切ですが、意識が途切れて「ねこ背」になってしまうと、「まだ意識が足りない」「まだ習慣になっていない」と反省し、自分との戦いが始まります。
このようにねこ背がなかなか治らない・・・。と思っている人はたくさんいます。
3.ねこ背の治し方は簡単
果たして姿勢が良い人は、背スジを伸ばす努力しているのでしょうか?
答えは「いいえ」です。意識の問題でも、筋力の問題でもありません。実は、重心の問題なのです。
「難しそう」「めんどうくさい」と考える必要は全くありません。
膝立ちをしてみてください。この姿勢で「ねこ背」になる人はいません。
この状態が、骨が自然と立っていて、楽に背筋が伸びる、正しい姿勢です。立った姿勢でも、膝立ちの時と同じように重心を置けばいいのです。
「ねこ背」の人は重心を少し後ろに置いてみましょう。
重心を身体の中心に置く、その為には足の中央より後方に重心を掛ける、これがポイントです。
長年の重心のクセを変えることは一朝一夕にはいきませんが、「背筋をピン」の意識よりも効果的であることは間違いありません。
ねこ背が治れば、姿勢がよくなります。姿勢がよくなれば、立ち姿や歩く姿もキレイになり、颯爽と自信のある人物のように見えるでしょう。