社会人のビジネスマナー(会食:中華編)

本日ご紹介します記事は『会食のマナー(中華編)』です。
1.各料理のルールとマナー
突き出し
※ピーナッツなどが盛られた小皿
食事の間はいつ食べても構いません
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前菜
一般的には数種類の冷麺料理の盛り合わせ
※温菜がついた場合は温かいものから食べるのがルールです
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スープ
★1.高級食材を使用したスープは前菜の後に出される
★2.軽いスープ(野菜や卵など)はご飯・麺類の前に出される
※音を立てず、レンゲですくって飲むのがマナーです
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主菜
※手を使って食べる食材(エビのように手でむいていただくもの)は、
フィンガーボウルが用意されます。間違って飲まないように気をつけてください。
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主食
飯物・麺類などが出ます。
◎炒飯
└→ レンゲ
◎汁物類
└→ 箸とレンゲ
◎焼きそば・ご飯
└→ 箸
※飯椀は持ち上げてもOK
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デザート(点心)
餅・団子のようなお菓子、杏仁豆腐のような冷菓や
春巻き、焼売を「点心」と言います。
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お茶
メインはポットサービスです。食事中にいただきます。
お好みのお茶を選び、好きなだけ量を飲んでOKです。
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お酒
ポピュラーなのが、紹興酒です。
※中国では料理が運ばれてきた時や話が変わる度に乾杯をする習慣があります
Q.紹興酒とは
A.中国のお酒でもち米を原料とする醸造酒
2.箸の使い方
●大皿料理を取り分ける時
└→ 取り分け用の箸を使用
●取り分け用の箸がない時
└→ 自分の箸を使用
和食のように返し箸はしません。
Q.返し箸とは
A.箸を逆さに持つこと
返し箸をしないということは、一緒に食事をする人どうしの間に
親しみがわくように、という意味が込められているそうです。
3.お皿について
取り皿は違う料理の味が混ざったり、汚れていると見栄えがよくないので、
1枚1枚、こまめに新しいお皿に取り替えましょう。
使い終わったお皿は重ねて、邪魔にならないところに置いておきます。
注意点としては、回転テーブルの上に、お皿は乗せないことです。
大事なポイント
・中華料理を食べるときは皿は手に持たない
・スープを飲む時はちりレンゲを使って飲む
※深皿は持たない
4.レンゲの持ち方とお茶の飲み方
ちりレンゲの持ち方 … 人差し指を溝に入れ、親指と中指で挟んで持つ
お茶の飲み方 … ふた付きの茶碗は、右手でふたを少しずらしお茶の葉が口に入らないように飲む
5.回転台付き円卓のマナー
・料理は上座(出入口から最も遠い奥の席)の人から取る
・二周り目は順番を気にせず、食べたい人が取る
・皿に取った分は残さず食べる
・回転台を回すときは、台から大皿がはみ出していないか、近くにビール瓶などがないか注意する
・料理をこぼさないように、ゆっくり回す
・回転台に、使った皿やグラスを置かない
・人数と料理の量を考慮し、控え目に取る
・回転台は一定方向に回す
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