しっかりお礼する事が、次の仕事へと繋がります。

取引先の協力を得て大きな仕事を無事終えて、
上司と共にお礼にその取引先を訪ねる。
お客様にしっかりとお礼する事が、次の仕事へと繋がるのです。
本日の記事は『仕事のお礼(訪問)』です。
今回も具体例をあげて説明しますので、自分に当てはめながら実践しましょう。
1.訪問の準備
1)訪問の約束をする
早めに電話で日時を決めましょう。
目的が契約の締結や会議などの長時間訪問であれば、
できるだけ一週間以上前に訪問の目的・人数を伝え
先方に、日時を指定していただきます。
2)身だしなみ
露出が多い服や、派手なヘアメイクは避けましょう。
足まわりのチェックも怠ってはいけません。
ストッキングの伝線・靴下の汚れがないか要チェック。
3)手土産
無難なのは、いわゆる「消えもの」です。
お菓子やお酒などが良いでしょう。
人によっては好き嫌いがあったりしますので、
置き物・ファッション関連のものは迷惑になる場合もあります。
2.飲みもののマナー
●お茶の場合
茶たくはテーブルの上に置いたままで、
左手を茶碗の糸底に当てて飲みます。
※ お茶・お菓子をすすめられたら遠慮せず
残さないようにいただきましょう。
●コーヒー・紅茶の場合
もしも、飲みものがテーブルから遠かったりしたら
左手にソーサーを持ち、右手にカップを持って飲みます。
●グラスの飲みものの場合
グラスの底に手を当てて、
顔を少しはす向きにして飲みます。
3.訪問先で
A:「どうもお待たせしました」
(取引先の上司と担当者が応接に現れる)
※ 客側はすぐに立ち上がる
(上司):「お忙しいところを恐れ入ります。
お陰様で今回のキャンペーンは大成功でした。
この度は、お力添えを頂き誠にありがとうございました。」
(自分):「ありがとうございました」
(上司と一緒に礼をする)
A:「こちらこそ、ありがとうございました。
どうぞ(と席を勧め、全員着席)
今回のキャンペーンはとても良いアイデアでした。
〇〇さんの努力の賜物ですね」
(自分):「とんでもない事でございます。
御社のご協力がなくては成り立たないプランでございましたので、
ひとえに皆様のお陰と感謝致しております。ありがとうございました。」
A:「そう言って頂けると、私どもも大変光栄です」
このあと、それぞれの担当者の苦労話等で場を盛り上げる。
上司が同行した場合は、最後に上司がお礼の言葉で締めくくる。
4.帰る時
★ 用件が済んだら長居はしないようにしましょう!
●椅子を立ったり、座布団を外した時に、おもてなしのお礼を述べる。
●コートは玄関の外で着るが、すすめられたら室内で着てもよい。
※ 帽子・手袋は外でつけます
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